エーテル精錬術
天蓋諸島の最高技術。エーテル石を段階的に精製し、浮力・通信・知覚拡張など高次機能を引き出す錬金術的技法。
エーテル精錬術は、天蓋諸島の文明を支える根幹技術であり、同時に厳格に管理された秘儀でもある。
精錬は7段階に分類され、第1〜3段階(浮力制御・発光・基礎通信)は一般技術者に開放されているが、第4段階以上(時間認知・広域知覚・意識拡張)は「天極精錬師」と呼ばれる少数の免許保持者にのみ許される。天極石の精錬は第7段階に当たり、その製法は天極島の精錬師ギルドが口伝のみで伝承している。
精錬の失敗は「石暴走」を引き起こし、周囲の重力場を不安定にする危険がある。過去に下層島の一つが石暴走によって高度を失い、中空に落下した事件があり、これが精錬術の段階的免許制度が設けられた契機となった。